川原亜矢子主演、日本の映画である。
一人っ子の桜井みかげは、幼い頃に両親を亡くし、祖母と二人で暮らしてきた。
その祖母が亡くなり、みかげは天涯孤独となった。
台所が好きなみかげは、一人、冷蔵庫の脇で眠るようになった。
ある日みかげは、祖母の行きつけの花屋でバイトをしていた、田辺雄一に声をかけられた。
みかげは、雄一のマンションに居候させてもらうことになった。
雄一は、父と二人で暮らしている。
彼の父はゲイバーのママで、「絵理子」と名乗っている。
初めて会った時も、女装していた。
3人で暮らしていくうちに、互いに打ち解け合うようになってきた。
みかげは、料理教室でアシスタントをしている。
そこに、雄一の恋人、奥野真美が怒鳴り込んできた。
みかげが雄一と同棲しているのだと勘違いしてのことだった。
この作品は、吉本ばななの小説が原作である。
絵理子を演じている橋爪功が、とても素敵だ。