captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

恋恋風塵

台湾の映画である。

 

1960年代の末、台湾の山村。

 

初夏、中学3年生の少年ワンと幼馴染で2年生の少女ホンが、仲良く汽車で下校している。

 

ワンには両親と祖父がいるが、父は鉱山の事故で怪我をして入院している。

 

ワンが学校に通っていて読み書きができるので、近所の人は彼に手紙の代筆をしてもらっていた。

 

父が退院してきた。

 

しかし、まだ仕事ができない。

 

家は裕福ではなかった。

 

それでワンは、中学を卒業したら台北に出て、働きながら夜間学校に通うことを決めた。

 

父も賛成した。

 

台北に出たワンは、印刷屋で働きながら学校に通っていた。

 

仕事の環境は良くなく、さらにワンはいつも女将に怒鳴られていた。

 

翌年、ホンも台北に出てきた。

 

そして、仕立て屋で働き始めた。

 

 

この作品は、何だか、自分自身を見ている気分になって、苦しい。

 

人生について、考えさせられる映画だ。