captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

青春デンデケデケデケ

大林宣彦監督、林泰文主演、日本の映画である。

 

1965年3月、香川県観音寺市

 

15歳の藤原竹良は、クラシック音楽を愛する少年だった。

 

高校進学を控えたある日、うたた寝をしているときにラジオからベンチャーズの「パイプライン」が流れてきた。

 

エレキギターが奏でる前奏のデンデケデケデケに衝撃を受けた彼は、ロックに目覚めたのだった。

 

高校に入学した竹良は、軽音楽部に入るために音楽室を訪ねた。

 

音楽室には同級生の白井清一、ただ一人しかいなかった。

 

清一もロックが好きで、意気投合した二人は、メンバーを集めてバンドを結成することを決めた。

 

最初に声をかけたのは、竹良の友達の合田富士男だ。

 

お寺の息子である富士男は高校に通いながら、見習い僧侶としての仕事もしていた。

 

彼は、最初は渋っていたが、結局参加してくれた。

 

次に、ブラスバンド部で大太鼓を担当している岡下巧を誘った。

 

巧も最初は嫌がっていたが、富士男が「女にモテるぞ」と言ったことから、やる気になった。

 

これで、バンドの形ができた。

 

夏休み。

 

高価なエレキギターを買うために、メンバーはバイトを始めた。

 

 

この作品を観た者は、誰しもが自分の青春時代と重ね合わせ、甘い痛みを感じるだろう。

 

これぞ青春映画、といえる秀作である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草原の輝き

ナタリー・ウッド主演、アメリカの映画である。

 

1928年、カンザス州。

 

高校3年生のディーン・ルーミスとバッド・スタンパーは、愛し合っているが、キスから先には進んでいない。

 

ディーンの母親がセックスを嫌悪する保守的な人間で、その影響を受けていたからだ。

 

バッドの父エースは、石油業者だ。

 

彼は息子がフットボール選手であることを誇りに思っていて、名門エール大学に進学することを望んでいた。

 

父の期待は、バッドにとっては重荷だった。

 

パッドの姉ジェニーが家出して堕落してしまい、追放されたのも、父のせいだった。

 

それでバッドは父を嫌悪していた。

 

そんな気持ちをディーンの愛で埋めたいのだが、うまくいかない。

 

その頃ディーンも、母に対する反発からバッドに身を捧げようと考えていたのだが、バッドは同級生のファニータの誘惑に負けてしまった。

 

バットとファニータの噂が教室中に広まった。

 

 

この作品は、普通の現代人の目から見たら、かなりもどかしく感じるのではないか。

 

しかし、美しい。

 

ナタリー・ウッドも、とても魅力的である。

MEG ザ・モンスターズ2

ジェイソン・ステイサム主演、アメリカ、中国合作の映画である。

 

巨大古代鮫メガロドンが発見されて5年後。

 

潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、貨物線に潜入して、放射性廃棄物の海洋不法投棄の現場を撮影した。

 

乗組員に追い詰められた彼は、海に飛び込み、仲間が操縦する水上機に掬い上げられるという荒っぽいやり方で脱出した。

 

彼は、海洋研究センター「マナ・ワン社」で海底調査を行なっている。

 

マナ・ワン社のCEOジウミン・ジャンは、深海探査用のパワードスーツを開発しながら、1匹のMEGを飼育していた。

 

彼はそれを「ハイチ」と名付け、幼魚から飼育している。

 

ジウミンの姉スーインの娘・メイインは、14歳になった。

 

スーイン亡き後、ジウミンとジョナスはメイインの親代わりとして、世話をしている。

 

メイインは母の様に深海探査に行きたがっているが、二人とも、危険だからと許さなかった。

 

ジョナスらは、海洋研究施設「マナ・ワン」から、二隻の深海探査艇でマリアナ海溝の調査に向かった。

 

ジョナスが乗る探査艇の酸素の減りが早いと思ったら、メイインが密かに乗り込んでいた。

 

ジョナスは引き返そうかと思ったが、そのまま調査を続行することにした。

 

MEGが現れた。

 

1匹は施設から逃げたハイチであり、さらに3匹、うち1匹は見たことのない巨大なものだ。

 

それらは、繁殖のために集まってきたのだった。

 

二隻はライトを赤色灯に変え、MEGを追跡した。

 

しばらくして、海底に人工的な建造物を発見した。

 

突然、爆発が起きた。

 

 

この作品は、前作「MEGザ・モンスター」の続編である。

 

今回は、巨大ザメだけでなく、リゾート地に凶暴な大型トカゲみたいなのも出てくる。

 

そんなのが多数生息している島がリゾート地になるわけがないのだがと、突っ込む人もいるだろう。

 

それに、それらは何を食べて棲息しているのか・・・。

 

突っ込み始めると、キリがない。

 

サメの映像と、ジェイソン・ステイサムのアクションは迫力があっていい。

 

 

ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜

イギリスのアニメーション映画である。

 

ショーンのいる牧場では、牧場主も牧羊犬ピッツァーも、ショーンたち羊も、毎日、同じスケジュールで過ごしている。

 

ある日ショーンは、通りかかったパスに「たまには休日を」という広告を見た。

 

ショーンは、悪戯を思いついた。

 

鴨に手伝ってもらって、ピッツァーを大好物の骨で誘惑した。

 

その隙に牧場主を眠らせ、停めてあったキャンピングカーに運んだ。

 

家に入ったショーンたちが休日を満喫していると、ピッツァーが戻ってきた。

 

仕方なくキャンピングカーの牧場主を起こそうとしていると、車留めが外れて、キャンピングカーは坂道を下り始めた。

 

みんなで止めようとするが、キャンピングカーは止まらない。

 

ピッツァーは、羊たちに牧場に戻れと指示して、キャンピングカーを追いかけた。

 

キャンピングカーは街まで暴走して、電柱にぶつかって止まった。

 

やっと目覚めた牧場主が外に出た時、落ちてきた電球が頭に当たって、彼は気絶した。

 

そして、救急車で病院に運ばれた。

 

病院に犬は立ち入り禁止になっていて、追いついたピッツァーは中に入れなかった。

 

羊たちが牧場に戻ると、家は豚たちが占領していていた。

 

ショーンは都会行きのバスに乗り、、牧場主を探しに出かけた。

 

 

この作品は、人形 ( パペット ) を使ったストップモーションアニメである。

 

何もない日常の大切さを教えてくれている。

 

セリフは全く無いが、気持ちが伝わってくる。

 

秀作だ。

 

 

 

 

カジュアリティーズ

マイケル・J・フォクス主演、アメリカの映画である。

 

1974年、電車に乗っていたマックス・エリクソンは、向こうの席に座っていた東南アジア人女性を見て、ベトナム戦争に従軍していた頃を思い出した。

 

1966年、マックスは上等兵としてベトナムのジャングルで戦っていた。

 

ある日の戦闘で、彼はベトコンが掘ったトンネルに足を取られ、殺されそうになった。

 

そこを隊長のトニー・ミザーブ軍曹に助けられた。

 

翌朝、彼らは起点としている村に帰還した。

 

マックスは村人と友好に接しようとしたが、他の兵士はそうではなかった。

 

突然、彼らは銃撃され、ブラウン伍長が負傷し、ヘリで運ばれる途中で亡くなった。

 

ウルフ基地に戻った彼らに、次の任務が与えられた。

 

ミザーブ軍曹は、予定を1時間早めて出発し、立ち寄った村の少女を拉致した。

 

彼は、慰安用だという。

 

マックスはミザーブに異を唱えるが、階級が上の彼は耳を貸さない。

 

クラーク伍長も、マックスを嫌っていた。

 

朽ちた小屋に着いた時、マックスを除く四人が少女を強姦した。

 

 

この作品は、実話に基づいて制作された。

 

アメリカ人とは、このようなものなのだが、分かっていても胸糞が悪くなる。

 

 

 

ザ・テンプル

カナダのアニメーション映画である。

 

1943年。

 

ドイツ海軍の潜水艦「U-29」が行方不明になった。

 

艦長が音声を録音している。

 

大西洋。

 

U-29の魚雷を受けたイギリス艦が炎上している。

 

イギリス兵は、救命ボートで逃げ出した。

 

それを見ていた艦長は、次の魚雷を発射させた。

 

敵艦は沈没した。

 

U-29は、新たな命令を受けた。

 

浮上したU-29に、先ほど撃沈した艦の乗組員の死体が引っかかっていた。

 

敵に見つかったU-29は、砲撃を受けた。

 

 

この作品は、17分の短編映画である。

 

ストップモーションアニメだが、実写と勘違いするほどの現実味のある映像だ。

 

時間が短すぎて、勿体無い感じがする。

 

90分の尺で制作されたら、結構、楽しめるのではなかろうか。

 

登場人物はドイツ人だが、カナダの映画なのでフランス語を話している。

 

 

サスカチワンの狼火

アラン・ラッド主演、アメリカの西部劇映画である。

 

1877年、春。

 

騎馬警官隊警部のトーマス・オロークは、インディアン・クリー族の酋長に育てられた。

 

彼は、酋長の息子ケジュウと兄弟として育った。

 

ある日、トーマスとケジュウがパトロールを終えてサスカチワン砦に戻る途中、インディアンに襲われた馬車を発見した。

 

彼らは、生き残っていた女性グレース・マーキーを連れて砦に戻った。

 

新しくベントン隊長が、砦に赴任していた。

 

ベントンは友好的なクリー族から銃を取り上げていた。

 

彼はトーマスに、ケジュウが持っていた銃を取り上げるよう命じた。

 

トーマスは従わず、ケジュウはそのまま帰っていった。

 

銃を取り上げられたら、先住民は狩ができないので飢えてしまう。

 

しかし命令に逆らえないトーマスは、部落を訪ねてケジュウから銃を取り上げた。

 

二人の間に亀裂が入ってしまった。

 

アメリカのインディアン・スー族が、国境を超えてカナダに侵入していた。

 

スー族は、騎兵隊の部隊を一つ全滅させた。

 

そして、カナダのインディアンに集会を呼びかけた。

 

クリー族も、それに参加する。

 

騎馬警官隊は、武器弾薬を乗せた馬車を用意して、出発した。

 

 

この作品は、実話に基づいて描かれている。

 

カナダの景色が、とても美しい。

 

狼火は出てこない。