勝新太郎主演、日本の時代劇映画である。
市は声をかけたが、返事は無い。
遠慮なく着物を脱いで乾かす市を、一人の女が見ていた。
雨が上がった翌日、市は道端に座り込んで握り飯を食べた。
ヤクザもの二人が市をからかい、斬りかかった。
市は、瞬時に二人を斬り捨てた。
山越えの途中、市が木の根元で休んでいると、蛇が落ちてきた。
市は、ヘビを一刀両断した。
それを見ていた浪人が、「見事だ」と言い残して去った。
市が街に着くと、男がヤクザの集団に暴行されて重傷を負っていた。
彼は、男を医者の順庵のところに運んでやった。
夜、市は按摩の仕事に呼ばれた。
相手はヤクザものたちで、一触即発の状態になったが、そこに昼間の浪人が入ってきて、市は解放された。
その後、飲み屋に入った市は順庵と仲良くなり、彼の家に泊めてもらうことになった。
順庵は、娘のお志津と二人暮らしだ。
この街は、大宮ノ松五郎が率いる松五郎一家が仕切っていた。
松五郎は、お上から十手を託されていて、やりたい放題だ。
この作品でも、座頭市は斬って、斬って、斬りまくる。
数えたことはないが、毎回、4、50人は斬っているのではなかろうか。
面白い。