佐藤健主演、日本の映画である。
幕末、1864年。
男は「新しい時代を作るためだ」と答え、いきなり一人の藩士に体当たりし、その耳を食いちぎった。
そして、その藩士の刀を咥えて他の藩士たちに斬り掛かり、皆殺しにした。
男の名前は緋村剣心、佐幕派からは「人斬り抜刀斎」と恐れられていた。
神出鬼没の剣心は、日々、佐幕派を斬っていた。
ある日、要人を暗殺した時、「ここで死ぬわけにはいかない」と斬っても斬っても立ち上がる従者がいた。
清里明良という男で、許嫁がいたのだった。
清里は執念で剣心の頬に傷をつけた。
剣心は清里にとどめを刺した。
一年前。
応募してきた中に剣心がいた。
桂小五郎は剣心の抜刀術に惚れ込み、剣心は暗殺者として採用された。
剣心は、世の中を良くするために、人を斬り続けた。
清里らを斬って暫くした頃、剣心は呑み屋で絡まれている女性を助けた。
その後剣心は、店を出たところで待ち伏せに遭い、それを返り討ちにした。
先程のお礼を言いにと追いかけてきた女性に、その場を見られてしまった。
彼女は、その光景を見て気を失った。
剣心は、維新の志士が拠点としている「小萩屋」に彼女を連れて行った。
彼女の名前は雪代巴、行く宛のない巴は、そのまま小萩屋で女中として働くことになった。
この作品は、人斬り抜刀斎の誕生と、姿を消すまでが描かれている。
このシリーズは、どれも戦闘シーンが素晴らしい。
スピード、パワー感、迫力が、他の時代劇と比べて群を抜いている。
有村架純が演じる雪代巴が、儚くて、愛おしい。