手塚治虫原作、日本のアニメーション映画である。
1996年。
オリンピックで、驚異的な世界新記録が出た。
棒高跳びでは、7メートル。
女子100メートルでは、9秒61。
その他の競技でも、圧倒的な新記録を達成する選手が出た。
彼らは、超人類としてもてはやされた。
それから2年。
超人類は、芸術などスポーツ以外の分野にも現れた。
彼らは、普通の人間だったのだが、突如として才能が開花したという共通点があった。
ある日、かつてブラックジャックが手術をしたリサ・シーゲルという少女が、病気が再発したと連絡があった。
彼は手術は完璧だったと確信しているが、急いで駆けつけた。
そして処置を始めたが、リサは死亡した。
彼は両親に謝罪し、前に受け取った治療費の返還を申し出たが、父は感謝していて、リサの最後の絵を受け取ってくれと、差し出した。
リサの病理解剖が行われた。
彼女の内臓は、90歳の老人のように老化していた。
ブラックジャックに、会いたいという留守番電話があった。
相手は、ただ連絡先の番号を告げていただけなので、彼は無視した。
テレビで、棒高跳び7メートルを記録したニコラス・ドリスの記者会見が放送されていた。
ブラックジャックは、ニコラスの異常な発汗に気づいた。
アメリカで手術中のブラックジャックの前に、突然、女医が現れて、勝手に手術を代行した。
術後、彼女は、何度も電話したキャロルだと名乗った。
彼女は、入院中の超人類を助けるために、彼に協力を求めた。
そして、ピノコの誘拐をほのめかした。
この作品は、イケメンでかっこいいブラックジャックに惹かれる。
内容は、とても重い。
ラスト以外は、楽しめる。