日本のアニメーション映画である。
ドイツ、フランクフルト。
ユーロポール ( 欧州刑事警察機構 ) で働くニーナは、侵入した黒ずくめの組織に追われて、屋上に追い詰められた。
彼女はFBIの友人ジョディ・スターリングに助けを求めて電話した。
追ってきた組織のキールは、彼女を逃がそうとしたが、ジンが射殺した。
少年探偵団のみんなは、八丈島ホエールウオッチングツアーが当たるくじ引きにやってきた。
灰原哀は、一人、列から離れてフサエブランド新作ブローチの整理券、最後の一枚を手に入れた。
次に並んでいた和服姿のお婆さんが落胆するのを見て、哀は、もらった整理券をあげた。
その様子を、鈴木園子が見ていた。
少年探偵団は全員、ハズレを引いたのだったが、哀への御褒美として、園子がみんなを招待することにした。
八丈島に着き、ホテルへ向かう途中、コナンは哀から、八丈島近海にインターポールの施設「パシッフィック・ブイ」が建設されたことを教えられた。
パシフィック・ブイは、世界中の警察が管理している監視カメラにアクセスできる施設だ。
途中、コナンは知り合いの白鳥刑事の姿を目撃していた。
ホエールウォッチングに向かう船に乗ろうとした時、コナンは警視庁の船が出港するのを見た。
そこに白鳥刑事が乗っているのが見えた。
それで、阿笠博士に耳打ちして、コナンは警視庁の船に乗り込んだ。
船は、パシフィック・ブイに到着した。
この作品は、劇場版名探偵コナンシリーズ第26作である。
脚本がとてもよく練られていて、最後まで飽きずに楽しめる。
とくに、後半の盛り上がりは凄い。
素晴らしい作品である。
「黒鉄の魚影」とは、実に上手いネーミングだ。