リノ・ヴァンチェラ主演、イタリア、フランス合作の映画である。
1942年10月、レジスタンスのフィリップ・ジェルビエは逮捕され、収容所に入れられた。
そこには、国籍や民族に関係なく、ドイツに敵対するものが収容されていた。
フィリップは、共産主義者の青年ルグランから、脱獄の相談をされて乗った。
しかし、実行の前にフィリップはゲシュタポ本部に連行された。
そこは、フランスのホテルだ。
彼は隙を見て脱走し、床屋に身を隠した。
その後彼は、マルセイユに移動して同志のフェリックス・ルペルク、ル・ビゾン、ル・マスクと合流した。
そして、彼を密告した裏切り者ホール・ドゥナを処刑した。
フェリックスは、旧知のジャン = フランソワ・ジャルディと再会し、彼をレジスタンスに誘った。
ジャン = フランソワには、パリで古物賞をしている女性同志マチルドに通信機を届ける仕事が与えられた。
彼は、そのついでに兄に会いに行った。
この作品は、ドキュメンタリーのような感じで真実味があり、重苦しい。
全く楽しくないが、納得のいく作品だ。