フランス、サクレ・クール寺院、屋外の階段。
大勢の人がいる中、全裸の若い女性が階段を降りてきた。
彼女が注目を浴びている間に、アメリカ人の若者マイケル・メイソンは、掏摸をしてまわった。
財布やスマホ、日本人のパスポートなどを手に入れた彼は、故買商ババの所に持ち込んだ。
その頃、ジャンは恋人のゾーエに、爆弾の入った荷物を委ねた。
無人のビルで小さな爆発を起こすだけだと聞かされたゾーエは、指示に従ってビルに入った。
しかし、目的のフロアで掃除のおばさんたちを見かけたため、そのまま荷物を持って出てきた。
そしてジャンに電話して、「話が違う」と抗議した。
盗品をハバに安く買い叩かれたマイケルは、次の獲物を物色していた。
荷物を横に置いてうずくまるゾーエを見た彼は、素早く近寄り、荷物を失敬した。
離れたところで中身をチェックすると、中にあったスマホに電話がかかってきた。
彼は、それだけもらって、荷物を捨てた。
数歩歩いたところで、それは爆発した。
マイケルは、急いで立ち去った。
その姿が監視カメラに映っていて、マイケルはテロの犯人として手配された。
シナリオが単純で、アクションを楽しむ作品である。