アメリカの映画である。
ロックウッド財団の恐竜が解放されて四年、恐竜は全世界で繁殖していた。
そのせいで、人間界にも被害が出ていた。
ジュラシック・ワールドの元管理責任者クレア・ディアリングは、過激な方法で恐竜保護を訴えている。
元恐竜監視員のオーウェン・クレディーは、保護地区で恐竜の保護と研究を続けている。
恐竜を人間界に解放したメイジー・ロックウッドは、オーウェンとクレアに保護され、シエラネバダ山脈の山小屋で、暮らしている。
メイジーは、その特殊な生まれから、社会と関わらないようオーウェンにもクレアにも言われていたが、思春期の彼女は反抗していた。
近くの山には、ヴェロキラプトルのブルーと、その子供ベータが暮らしていた。
ある日、オーウェンにベータを追いかけることを拒まれたメイジーは、家を飛び出した。
バイオシン社に雇われた密猟者が、一家を監視していた。
彼らはベータを捕獲し、さらにメイジーを拉致した。
アメリカ中西部で、巨大なイナゴが大量発生して、農作物に深刻な被害が出た。
ただ、バイオシン社が開発した農作物だけ、被害がなかった。
植物学社のエリー・サトラー博士は、バイオシン社の関与を確信した。
彼女は、旧知のアラン・グラント博士を訪ね、共にバイオシン社に調査に行くよう依頼した。
この作品は、駄作である。
冒頭、モササウルスが漁船を襲うシーンだけワクワクした。
逃げ切れるのが分かっている、恐竜との追いかけっこは、なんの新鮮味もない。
主役らの吹き替えも、下手。