captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

屋根の上のバイオリン弾き

アメリカの映画である。

 

19世紀末、帝政ロシア時代のウクライナ

 

小さく貧しい村アナテフカ。

 

ユダヤ人のテヴィエは、亭主関白を気取っているが、実の所、妻ゴーデルの尻に敷かれている。

 

彼は、牛乳屋を営んでいる。

 

ゴーデルは、5人の娘を育て上げた肝っ玉かあさんだ。

 

安息日の準備に忙しいある日、イェンティエ婆さんが、長女ツァイテルに縁談を持ってきた。

 

肉屋のラザールの後妻にという話だ。

 

テヴィエはラザールとは険悪な仲だったが、ゴーデルは喜んだ。

 

当のツァイテルは、話をはぐらかした。

 

彼女は、幼馴染の恋人モーテルが好きなのだ。

 

テヴィエは、仕事の帰りにキエフから来た青年バーチックと知り合い、意気投合した。

 

テヴィエはバーチックを自宅に招き、共に安息日の祈りを捧げた。

 

次の日、テヴィエはツァイテルとラザールの結婚を許した。

 

しかし、みんなに祝ってもらいながらも、ツァイテルはモーテルが諦められない。

 

彼女は父に打ち明けた。

 

ゴーデルが猛反対したものの、二人の結婚は許された。

 

そして、結婚式の当日。

 

突如、警官隊が乱入してきた。

 

 

この作品は、バイオリン弾きが主人公ではない。

 

ウクライナで暮らすユダヤ人の話である。

 

物語は、だんだん重くなっていく。