captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

タイムスクープハンター 安土城最後の1日

日本のSF映画である。

 

時空を移動して過去の歴史的映像をアーカイブする、タイムワープ社。

 

時空ジャーナリスト・沢嶋雄一は、今回、西暦1582年の京都にタイムワープした。

 

本能寺の変直後の都は、混乱の最中にあった。

 

禁裏 ( 今の京都御所 ) では、逃げ込んできた人々を、織田の家臣・矢島権之助が保護していた。

 

彼は、禁裏警備のために遣わされていたのだった。

 

沢嶋は交渉に成功し、矢島の密着取材に入る。

 

そこに、織田家臣の勝田勘兵衛が訪ねてきた。

 

茶会に招かれて来ていた豪商・島井を、怪我をした自分に代わって、博多まで送り届けて欲しいという。

 

信長亡き後、織田家最後のご奉公だとして、矢島は快く引き受けた。

 

沢嶋は、矢島達についていき、取材を続ける。

 

途中、夜盗に襲われ、さらに山伏の襲撃にあった。

 

奴らを撃退したものの、名物茶器「楢柴」 が川に流れてしまった。

 

その様子をナビゲータールームで見ていた古橋ミナミは、山伏に不信を抱く。

 

どうやら、歴史的遺物を略奪する盗賊団・オルタナスナッチャーの仕業らしい。

 

さらに、山伏の持っていた銃から、タイムスクープ社の中に、内通者がいるようだ。

 

本来の歴史では、博多に持ち帰られた楢柴は、秀吉、家康と渡り、江戸城の火災で焼失する。

 

このままでは、歴史が変わってしまう。

 

沢嶋は、助手の細野ヒカリとともに、歴史修復の任務に就いた。

 

ハラハラさせられるシーンも沢山あって、楽しめる。