イギリスの映画である。
コーンウェルに住む青年ティム・レイクは、内気な青年だ。
大晦日のパーティーで、「新年と同時に近くにいる女性とのキス」 も、しそびれた。
彼が21歳になった時、父から、一族の男が持っている特殊能力を聞かされた。
レイク家の男は、タイムトラベルが出来るのだ。
ただし、自分の過去にしか戻ることが出来ない。
ティムは、早速、大晦日のパーティーにタイムトラベルして、キスに成功した。
その夏、妹の友人シャーロットが来て、長い夏休みを共にした。
最終日、彼女に恋したティムは、部屋を訪れて告白するが失敗。
夏休みの途中まで戻って告白し直しても、やはり、失敗した。
卒業後、ティムはロンドンで、弁護士として働き出した。
ある日、友人と2人で、暗闇を売りとするレストランに行った。
そこで、メアリーと出会い、恋をした。
電話番号をもらったものの、別の用事でタイムトラベルして、消えてしまった。
その時間に、彼女と出逢ってないことになってしまったのだ。
ただ、彼女の趣味を聞いていたので、写真展に通い詰め、再会を果たす。
ティムにとってはやっと再会した相手だが、メアリーにとっては初対面の男だ。
話がぎくしゃくして、ティムは、何度も過去に戻ってやり直す。
コミカルで、楽しい物語だ。
脚本がしっかり練られていて、入り込める。
最後の方では、人生について考えさせられる。