captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

第七の封印

スウェーデンの映画である。

 

長年の十字軍遠征で疲れ果てた騎士アントニウスは、従者のヨンスを伴って故郷へ向かっていた。

 

海岸で休憩していると、黒いマント姿で真っ白な顔の男が現われた。

 

男は死神であり、アントニウスの命を奪いに来たのだった。

 

アントニウスは、命を賭けて死神にチェスの対決を申し込んだ。

 

勝利すれば、命が助かる。

 

故郷では、妻が待っているのだ。

 

アントニウスと死神のチェスは、アントニウスの心の中で行われる。

 

アントニウスとヨンスは、故郷スウェーデンへの旅を続けた。

 

途中の教会で、アントニウスは懺悔した。

 

しかし司祭にチェスの勝ち方を話すと、それは死神が変身していたのだった。

 

2人の旅は続く。

 

旅芸人の家族、ヨンスが助けた少女、鍛冶屋夫婦などが加わって、賑やかな旅になった。

 

死神はついてくる。

 

モノクロの作品で、全体に寂しい雰囲気が満ちている。

 

アントニウスは、十字軍遠征が徒労に終わっため、信仰心を失っていた。

 

信仰心を取り戻す猶予が欲しくて、チェスを申し込んだのだった。

 

後味は、よろしくない。