アメリカの映画である。
事務所の前で、青年が何かを待っている。
トラックが来て、もう一人の青年が降りた。
二人が会話をすることも無く待っていると、もう一台トラックが来て、男が降りた。
男は、牧場主のアギーレで、二人の青年は、彼に雇われることになった。
そこで二人は初めて口を利き、自己紹介した。
イニス・デルマーと、ジャック・ツイストだ。
二人の仕事は、放牧している羊を、野生の動物から守ることだ。
野営地にテントを張り、一人は、夜、山の上から羊を見守る。
料理が出来るイニスがテントに残り、ジャックが山に登った。
しばらくして、ジャックが往復4時間もかかることに、不平をもらした。
そこで、二人は交代した。
ある日の夜、酒を飲み過ぎて山に戻れなくなったイニスは、少し眠ることにした。
ジャックが誘いをかけ、二人は肉体関係を持った。
契約が終わり、二人は山を降りた。
ほどなくしてイニスは、婚約者のアルマと結婚した。
そして、二人の娘に恵まれた。
ジャックは、ロデオの大会で出逢ったラリーンと結婚した。
ラリーンは金持ちの一人娘だ。
ジャックには、息子が出来た。
4年後。
イニスの元に、ジャックから葉書がきた。
返事を受け取ったジャックは、イニスに会いに来た。
再会した二人は、抱擁し、激しくキスをする。
それを、イニスの妻アルマが見ていた。
イニスとジャックは、二人で釣りに出かけた。
こうして二人は、時々、逢瀬を重ねた。
この作品は、同性愛の純愛物語である。
いやらしさは、無い。