captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

グランド・イリュージョン

アメリカの映画である。

 

ニューヨークでストリートマジシャンをしている、アトラス、メリット、ジャック。

 

ロサンゼルスで脱出マジックをしている女性マジシャン、ヘンリー。

 

彼らの元に、タロットカード「ホルスの目」が届いた。

 

マジシャンなら誰でもあこがれる、「ジ・アイ」への招待だ。

 

1年後、4人は「フォー・ホースメン」という名のグループを結成し、マジックショーをしていた。

 

ラスベガスのステージ。

 

指名した観客をパリの銀行にテレポートさせ、金庫内の紙幣を掃除機で吸い取らせる。

 

と同時に、会場に紙幣が降り注いだ。

 

総額は、300万ユーロを超えていた。

 

FBIが、捜査に乗り出す。

 

ディラン捜査官は助手のアルマと共に、4人を逮捕して取り調べるが、全くしっぽを掴めない。

 

ディランは、元マジシャンで、今はマジックのタネを暴くことを生業としているサディアスを尋ねた。

 

サディアスは、銀行強盗マジックのトリックを暴いてみせる。

 

フォー・ホースメンは、ニューオーリンズで、次のショーを開いた。

 

彼らのスポンサーは、保険会社の大富豪アーサー・トレスラーだ。

 

彼らは、アーサーの銀行口座から、観客の口座へ送金するというマジックを披露した。

 

それは、実際に送金されていた。

 

大金を受け取った観客は、アーサーの保険会社の客で、ハリケーンの被害を受けていた。

 

それにもかかわらず、保険金が支払われていなかったのだ。

 

この事実が分かり、フォー・ホースメンは、ヒーローになった。

 

さらに物語は展開していく。

 

最後の最後まで、楽しませてくれる作品だ。

 

マジックのシーンは、実際に会場で見ている気分になる。

 

最後は、ちょっとずるい感じもするが、それを差し引いても観る価値はある。