アメリカ、カナダ合作の映画である。
リピーは、事業家の夫ニック、幼い一人息子マティと幸福に暮らしていた。
ヨットを購入して、夫婦でクルージングに出掛けた夜。
リピーが目を覚ますと、着ていたロープが血まみれになっていた。
ニックに多額の保険が掛けられていたこともあり、リピーは殺人の疑いで逮捕された。
その後、殺人罪が確定して、リピーは服役した。
息子のマティは、親友のアンジーに預けていて、定期的に電話で話をすることが出来た。
ところが、ある時から電話がつながらなくなった。
手を尽くして調べた結果、アンジーはロサンゼルスに引っ越していた。
リピーは早速電話を掛けて、マティと話すことが出来た。
その時、父ニックが部屋に入ってきたので、マティは「パパ」 と呼んだ。
リピーは、罠に掛けられていたことを知った。
資金繰りに行き詰っていたニックは、死を偽装して多額の保険金を手にしていた。
そして、名前を変え、愛人のアンジーと新天地で暮らしていたのだった。
服役して6年が経ち、リピーは仮出所した。
リピーは、アンジーが勤めていた事務所に侵入して、彼女の書類を盗み出しした。
しかし、保安官に捕まり、レーマンに引き渡された。
フェリーに乗ってレーマンに護送される途中、リピーは逃亡した。
時間の流れが一方向で、物語はテンポよく進む。
保護観察官レーマンは、トミー・リー・ジョーンズが演じている。
「ダブル・ジョバティー」 は、同じ罪で2度裁かれることは無い、という意味だ。