ジャッキー・チェン主演、香港の映画である。
中国・江南。
太胡砦では、総督の還暦祝いが、盛大に行われていた。
その頃、総督の息子シャオライは、野原に寝そべっていた。
宴会を抜けてきた恋人のチェンチェンが、シャオライを見つけて甘えようとした。
ところが、シャオライは彼女を冷たくあしらった。
そして、彼の子を孕っているという彼女に別れを告げた。
砦に帰ってきたシャオライは、憎まれ口をきいて、き大勢いた客を帰らせた。
彼は、凶悪な盗賊団「花蜂党」が襲ってくるという情報を得ていて、皆を逃したのだ。
チェンチェンのことも、親友のチンチュアンに頼んであった。
花蜂党は、30年前に父が壊滅させたのだが、逃がした残党が復讐の機会を窺っていた。
死ぬのは自分一人と覚悟を決めていたシャオライだが、両親も、父の部下たちも残ると言い張った。
そこに、花蜂党が襲撃してきた。
戦いの最中、両親は殺され、シャオライも気を失った。
皆殺しにした後、花蜂党が引き上げようとした時に、シャオライの意識が戻った。
彼は、首領に襲いかかった。
首領は女だった。
彼女は、5歳だった30年前、総督に両親を殺されたうえ、顔を切られたのだった。
攻撃を躊躇したシャオライは、首領に叩きのめされ、再び気を失った。
この作品は、ジャッキー・チェンの初期のものだ。
コミカルなシーンは、全く無い。
脚本は、全くだめだ。
面白くない。