captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

眠狂四郎 無頼控 魔性の肌

市川雷蔵主演、日本の映画である。

 

狂四郎は、転びバテレンと日本人の母の間に生まれた自らの宿命を、呪っていた。

 

ある夜、彼は顔を隠した男たちに取り囲まれ、天誅を下すと言われた。

 

狂四郎は、その首領の仮面を斬り捨て、その場を去った。

 

そして若い女に誘われ、家に入っていくと、先程の首領が出てきた。

 

彼は、闕所物奉行・朝比奈修理亮と名乗り、狂四郎に頼みがあるという。

 

それは、将軍から公卿に贈る金のマリア像を、京まで護送してほしいというものだった。

 

その像は、ポルトガルから天草四郎に贈られたものだった。

 

島原の乱の残党が、黒指党を結成して、それを狙っているという。

 

狂四郎は、修理亮の娘・ちさの操を頂くことを条件に引き受けた。

 

その夜、狂四郎は黒指党の者に襲われたが、相手の黒く染めた指を斬り落とした。

 

刺客は、そのまま逃げてしまった。

 

狂四郎の元に、文が届けられた。

 

それは、ちさの母・園枝の遺書だった。

 

真実を知った狂四郎は、ちさと京に向かった。

 

黒指党は、次々に狂四郎の元に刺客を送り込んだ。

 

 

よくできた娯楽作品である。