市川雷蔵主演、日本の時代劇である。
夜、百姓が、焚き火に当たっている。
そこに、将軍家斉が松女に産ませた片桐高之が、手下を連れてやってきた。
高之は、いきなり百姓の首を刎ねた。
試し斬りだ。
高之らが去った後、眠狂四郎が通りかかった。
百姓たちは狂四郎が斬ったと思って苛立ったので、狂四郎は腰の刀を抜いて見せた。
それは、斬れるはずのない竹光だった。
愛刀「無想政宗」を研ぎに出していたのだ。
高之は、狂四郎を呼び寄せた。
彼は狂四郎に無想政宗を要求した。
それをはねつけた狂四郎は、手下の腕を斬り落とした。
大勢を相手にする斬り合いは、面白い。