captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

きいろいゾウ

宮崎あおい主演、日本の映画である。

 

妻利愛子は作家の無辜歩と結婚して、三重の山間部で暮らしている。

 

互いに「ムコさん」、「ツマ」さんと呼び合う、仲のいい夫婦だ。

 

ある日、風呂に入ろうとした愛子が茹で上がったカニを発見して、裸のまま飛び出してきた。

 

翌日、歩は愛子と一緒に、カニを畑の縁に埋葬した。

 

愛子は幼い頃入院していて、その時に絵本「きいろいゾウ」を読んでから、動植物の声が聞こえるようになった。

 

近所には荒地夫婦が住んでいて、旦那の方が時々、遊びにくる。

 

妻のセイカは痴呆が進んでいて、ミロをかけた冷奴を食べさせられたと、旦那はぼやく。

 

愛子と歩は、不登校になって祖父の家に来ている小学生・大地と出会った。

 

大地は愛子と心を通わせるようになる。

 

ある日、歩宛に緑色の封筒に入った手紙が届いた。

 

歩は、中を見ようとせず、そのまま引き出しにしまった。

 

その姿を見た愛子の心が不安定になったので、歩は愛子をつれて海に出かけた。

 

車の中で、愛子は感情を爆発させた。

 

歩は、幼い頃に自殺した叔母「ない姉ちゃん」の話をした。

 

 

前半は、天真爛漫なツマと優しいムコのほのぼのとした物語。

 

後半は、一転してシリアスな展開になる。