captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

黄昏 ( 1952 )

ローレンス・オリヴィエジェニファー・ジョーンズ主演、アメリカの映画である。

 

田舎娘のキャリー・ミーバーは、姉夫婦を頼ってシカゴへ向かった。

 

汽車の中で、軽薄だが羽振りの良さそうな男性チャーリー・ドルーエが、馴れ馴れしく話しかけてきた。

 

彼は、困ったことがあれば頼ってきなさいと、名刺を渡した。

 

シカゴに着いたキャリーは、姉夫婦のもとで暮らしながら、裁縫工場で働き始めた。

 

まもなく彼女は、指に怪我をして解雇されてしまう。

 

姉夫婦の元に居づらくなったキャリーは、チャーリーを訪ねた。

 

チャーリーは彼女が来たことを喜び、食事の約束をして仕事に戻った。

 

キャリーは、チャーリーが指定した高級レストラン「フィッツジェラルド」に行った。

 

初めての場所で戸惑っていたが、紳士的な支配人ジョージ・ハーストウッドに招き入れられた。

 

食事の後、行くアテのないキャリーはチャーリーの部屋に行った。

 

そして、チャーリーの思惑通り、一緒に住み始めた。

 

暫くして、近所の目が気になるキャリーは、チャーリーに結婚を迫るが、彼は、のらりくらりとはぐらかすだけだった。

 

ある日、チャーリーは友人であるジョージを連れてきた。

 

ジョージは帰りがけ、二人に演劇のチケットを渡すが、多忙なチャーリーは観に行けない。

 

そこで、キャリーはジョージと観劇にいった。

 

劇の後、二人はいい雰囲気になり、キスを交わした。

 

夫婦仲の良くないジョージは、素直なキャリーに惹かれた。

 

キャリーも、紳士的なジョージに惹かれていく。

 

二人は、何度も密会した。

 

それが、ジョージの妻に知れることになり、妻が店に押しかけてきた。

 

 

この作品は、「もしあの時、別の道を選んでいたら・・・」という分岐点がいくつもあって、その後の世界を妄想して楽しめる。