アメリカの映画である。
ロサンゼルス、夜、ビルの屋上駐車場。
ライリー・ノースは、車内で男を殺し、引き摺り出してトランクに押し込んだ。
5年前。
ロサンゼルスに住むライリー・ノースは、娘のカーリーを迎えにいった時、娘の同級生の母親ペグに、彼女の駐車スペースを使ったことで、文句を言われた。
ライリーは、高級住宅街に住むペグとは、気が合わない。
12月21日はカーリーの誕生日で、家に友達を呼んでパーティーを開くはずだった。
ところがペグが嫌がらせをして、誰も来なかった。
ライリーは、カーリーを慰めるため、夫クリスと3人で、近くの遊園地に行った。
クリスは、友人のミッキーから、麻薬組織の金を横取りする計画を持ちかけられていたが、断った。
その後ミッキーは組織に拉致されて、拷問の末に殺された。
ボスのガルシアは、クリスも関わっていることを知り、手下に殺せと命じた。
ガルシアの手下は、遊園地でクリスとカーリーを射殺した。
その時、ライリーも撃たれて重傷を負った。
1ヶ月後、意識を取り戻したライリーは、カーマイケル刑事から事情を聞かれた。
ライリーは、3人の犯人の顔を覚えていた。
その後、裁判が開かれたが、3人は釈放され、ライリーは精神病院に収容されることになった。
彼女は、隙をついて逃走した。
現在。
遊園地の観覧車に、3人の男が殺され、逆さに吊るされていた。
クリスとカーリーを殺した男たちだ。
行方をくらませていたライリーが、ロサンゼルスに戻ってきたのだった。
脚本がいいので、楽しめる。
主人公が強い割には華奢なので、男との格闘で勝つのは違和感がある。