クリス・ジョンソンは、「キャデラック」 と名乗るマジシャンだ。
ラスベガスのマジックショーに出演している。
彼には予知能力があって、少し利用している。
ショーだけでは稼ぎが少ないので、彼はカジノのへ行く。
彼は、予知能力を使っていることが悟られてはいけないので、大勝ちしないようにしていた。
監視カメラを見ていた警備主任ロバイルは、トリックを使っている疑いを持って、彼を拘束しようとした。
それを予知したクリスが引き上げようとした時、不審な男が入ってきた。
彼の発砲を予知したクリスは、強盗を取り押さえたが、警備員達に取り囲まれた。
彼は、予知能力をフルに発揮して、その場を切り抜けた。
FBIは、ロサンゼルスに核爆弾が持ち込まれたことを察知したものの、捜査が行き詰まっていた。
クリスのことを知ったフェリス捜査官は、カジノ警備主任ロバイルに接触し事情を聞く。
自宅に戻ったクリスは、FBIが乗り込んでくることを予知して逃げ出した。
FBIは彼の能力を利用して、核爆弾が仕掛けられた場所を特定しようという目論見だが、彼は、厄介ごとに巻き込まれたくなかった。
クリスの予知能力は、自分に関することだけで、しかも2分以内の出来事だけだった。
彼は、ビジョンに現われた「8時9分に来る女性」 に会う為、その時間にレストランで待っていた。
その時間に、彼女は入ってきた。
クリスは、その女性リズに付きまとう男を追い払って、彼女と同行することに成功した。
クリスは、運命だと思っている。
リズの車で、二人は出発した。
FBIを監視してたテロ組織もクリスの能力に気付き、彼を追った。
駄作だ。
こんなものを映画館で観させられたら、金を返せと叫ぶかもしれない。
彼は予知能力を利用して未来を変えていくのだが、その2分前には、自分が予知しているところを予知しないのか、更にその2分前には・・・。
そういう疑問が湧く。
ラストは、全くダメだ。
なんじゃ、こりゃ。
である。