アメリカの映画である。
裕福な家庭の一人娘、8歳のローダは、可愛らしくて、周囲の人からも可愛がられていた。
しかし、学校では問題児だった。
家で彼女は、欲しかった一等賞のメダルを獲得できなかったことを、悔しがっていた。
小間使いのリロイは、知的障害のある男性だが、彼だけがローダの本性を見抜いていた。
学校のピクニックに、ローダはタップダンスができる様に踵に金具を打ち付けた靴を履いて出かけた。
そのピクニックで、同級生の男の子が、溺れて亡くなった。
ニュースを聞いて母クリスティーンは、ショックを受けて帰ってくるであろう娘に、どう接していいか悩んだ。
仲の良い大家に相談していると、スクールバスが到着した。
クリスティーンは、ローダに色々と気を遣ったが、ローダは一向に気にしている素振りはなく、むしろ、遠足が中止になったことで不満そうだった。
そして、お腹がすいたといって、昼食を欲しがった。
数日後、担任の教師が訪ねてきた。
教師は、ローダが亡くなった少年と最後に会っていたという。
公園の警備員が、ローダを目撃していたのだ。
そして、少年のメダルが紛失しているという。
クリスティーンは、ローダが疑われている気がして、腹を立てた。
そこに、亡くなった少年の両親が訪ねてきた。
それからクリスティーンは、ローダを疑い始めた。
また、自分の出生についても疑問を持つ様になった。
この作品は、サイコパスの娘ローダが、とても不気味だ。
その様な子供が、実際にも存在していそうな感じがして、恐ろしさを感じた。