ウィリアム・ホールデン主演、アメリカの映画である。
1955年5月5日。
青年ハル・カーターは、貨物列車でカンザス州のとある田舎町にやってきた。
彼は、大学時代の親友アラン・ベンソンを頼って来たのだった。
無一文の彼は、ボッツ夫人に声をかけ、庭先を掃除することで食事を恵んでもらおうとした。
夫人は、今日はレイバーデイだと告げて彼を招き入れ、食事を与えた。
朝食をいただいた彼は、食後、庭掃除に取り掛かった。
夫人がシャツを洗濯してあげようというので、彼はシャツを脱いで、上半身裸で仕事を始めた。
隣のオーウェンス家には、母フロー、美しい長女マッジ、少年のような次女ミリー、下宿人の中年女性教師ローズマリー・シドニーが住んでいる。
ミリーとローズマリーは、上半身裸のハルが気になった。
マッジはアランと交際していた。
母は二人が結婚することを望んでいたが、マッジは、強要されるのが嫌だった。
またマッジは、妹ばかりを可愛がる母に反感を覚えていた。
マッジをデートに誘いにきた青年ボンバーを追い払ったハルは、マッジとミリーに声をかけた。
マッジはハルに、一目惚れした。
アランを訪ねたハルは、彼の父が経営している穀物貯蔵施設に連れて行かれた。
巨大な施設を見たハルは、ここで働かせてほしいと頼んだ。
マッジ役キム・ノバックの美しさが、際立っている。