アメリカの映画である。
140年の歴史を誇る名門バンカー・ヒル陸軍幼年学校の校長、ハーラン・ペイシュ将軍は、最上級生になる優等生ブライアン・アラモンドを、自宅に招いた。
将軍は彼を、卒業を控えたジョン・クーパーを証人として、次期生徒長 ( 指揮官 ) に任命した。
これでブライアンは、大尉から少佐に昇進である。
将軍と先輩から祝福された彼は、大喜びで宿舎に帰った。
宿舎でも、生徒たちから祝福を受けた。
卒業式。
セレモニーが終わって、ペイシュ将軍が壇上に上がった。
そして、学校が閉鎖されることになったと告げた。
将軍は、そのことに納得しておらず、学校を守るために使命を全うすると宣言した。
卒業ダンスパーティー。
校門の前に近所の不良少年たちが屯して、女生徒を連れて来た卒業生をからかっていた。
門番を務める生徒たちとの睨み合いがエスカレートして、乱闘になった。
ペイシュ将軍たちが止めに入ると、不良少年の一人が彼に襲いかかって銃を奪い、乱射した。
それが不良のリーダ格の生徒に当たった。
通報を受けた警察が、ペイシュ将軍を逮捕して連行した。
パトカーの中で、将軍は心臓発作を起こした。
撃たれた少年が死亡し、ペイシュ将軍が犯人に仕立て上げられた。
そして、学校の即時閉鎖が決定した。
ブライアンは、存続交渉のために籠城することを、生徒たちに呼びかけた。
いろいろと、考えさせられる作品である。
約40年前の作品で、出演しているトム・クルーズやショーン・ペンが、若い。
大スターになる人は、最初から輝いている。