captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

アパッチ砦

ジョン・フォード監督、アメリカの西部劇である。

 

南北戦争でへまをしたサースデイ将軍は、中佐に降格、辺境のアパッチ砦に左遷された。

 

彼は、一人娘のフィラデルフィアを連れて、馬車で中継地点まで来た。

 

そこで、砦との連絡が取れないことを知る。

 

中継地点には、士官学校 ( ウエストポイント ) を卒業して、家族が待つアパッチ砦に帰るマイケル・オローク中尉がいた。

 

彼を迎えに、砦の仲間たちが馬車に乗ってやってきた。

 

仲間たちは、手荒くマイケルの卒業を祝福した。

 

サースデイ中佐と娘は、彼らの馬車に乗せてもらって、砦に着いた。

 

砦では、「ワシントンの誕生日を祝って」、ダンスパーティーが開かれていた。

 

フィラデルフィアは、誠実そうなマイケルが気になった。

 

砦に着いた中佐は、司令官を引き継いだ。

 

頭が硬くて融通が効かない彼だが、前任者サム・コリングウッド大尉とは旧知の仲だったため、スムーズに交代できた。

 

功を焦る中佐は、兵士たちの服装の乱れを正すことから始めた。

 

新任のマイケルは、挨拶回りの一環で、サースデイ中佐の家を訪れた。

 

中佐は外出中だったため、フィラデルフィアが相手をした。

 

そこに古参のガービー・ヨーク大尉がやってきて、彼女に色々と説明してやった。

 

マイケルとフィラデルフィアは、互いに惹かれ始めた。

 

砦の周辺では、アパッチが不穏な動きをしている様子だった。

 

ある日、マイケルとフィラデルフィアが馬で遠乗りに出かけた。

 

二人が煙が立ち上っている場所に行くと、切られた電線を修理に出た仲間が殺されて、焼かれていた。

 

 

この作品は、実話に基づいている。

 

映画だと分かっていても、頭の硬い司令官には腹が立ってくる。

 

不愉快な気分にさせられる映画だ。