南北戦争でへまをしたサースデイ将軍は、中佐に降格、辺境のアパッチ砦に左遷された。
彼は、一人娘のフィラデルフィアを連れて、馬車で中継地点まで来た。
そこで、砦との連絡が取れないことを知る。
中継地点には、士官学校 ( ウエストポイント ) を卒業して、家族が待つアパッチ砦に帰るマイケル・オローク中尉がいた。
彼を迎えに、砦の仲間たちが馬車に乗ってやってきた。
仲間たちは、手荒くマイケルの卒業を祝福した。
サースデイ中佐と娘は、彼らの馬車に乗せてもらって、砦に着いた。
砦では、「ワシントンの誕生日を祝って」、ダンスパーティーが開かれていた。
フィラデルフィアは、誠実そうなマイケルが気になった。
砦に着いた中佐は、司令官を引き継いだ。
頭が硬くて融通が効かない彼だが、前任者サム・コリングウッド大尉とは旧知の仲だったため、スムーズに交代できた。
功を焦る中佐は、兵士たちの服装の乱れを正すことから始めた。
新任のマイケルは、挨拶回りの一環で、サースデイ中佐の家を訪れた。
中佐は外出中だったため、フィラデルフィアが相手をした。
そこに古参のガービー・ヨーク大尉がやってきて、彼女に色々と説明してやった。
マイケルとフィラデルフィアは、互いに惹かれ始めた。
砦の周辺では、アパッチが不穏な動きをしている様子だった。
ある日、マイケルとフィラデルフィアが馬で遠乗りに出かけた。
二人が煙が立ち上っている場所に行くと、切られた電線を修理に出た仲間が殺されて、焼かれていた。
この作品は、実話に基づいている。
映画だと分かっていても、頭の硬い司令官には腹が立ってくる。
不愉快な気分にさせられる映画だ。