高倉健主演、日本の映画である。
網走刑務所を出所した橘真一は、親の墓参りも兼ねて、故郷の長崎に帰ってきた。
かつて旭組の若い衆だった真一は、一人で安井組に乗り込み、安井に大怪我をさせた。
その後、組長の旭統一は、単身で安井と話をつけて真一を逃したのだった。
安井組は相変わらず、旭組の仕事を邪魔していた。
統一の息子・猛が、安井組の者に重傷を負わされて入院していた。
バーでそのことを知った真一は、早速、見舞いに出かけた。
その後、旭組を訪ねて統一と再会し、また世話になることになった。
旭組は堅気だから喧嘩をしないようにと、統一は組員に言い聞かせていた。
仕事は、港湾の荷物運びだ。
旭組に、外国船の荷物を下ろす仕事が入った。
組員が手分けして人夫を集めにかかったが、安井組が妨害したために、集まらなかった。
このままでは、船主に迷惑がかかるだけでなく、組の信用もなくなってしまう。
真一は、網走の務所仲間・大槻に声をかけて、仲間を集めてもらった。
モヤモヤした展開が続くが、最後はやっばり高倉健。