ウディ・アレン監督、脚本、ジェラルディン・ペイジ主演、アメリカの映画である。
豪邸に住むイヴは、有名なインテリアデザイナーだ。
彼女は、実業家の夫と結婚30周年を迎えた。
娘3人は、すでに独立している。
長女レナータは詩人として成功していたが、売れない作家の夫フレデリックとの仲はうまく行っていない。
イヴはレナータを気に入っている。
次女ジョーイも作家で、映画監督のマイクと結婚している。
三女フリンは独身で、売れない女優だ。
完璧主義者のイヴは、家族にも完璧を強いていた。
アーサーは、傲慢で自分勝手な彼女のすることに耐えてきたが、ついに我慢できなくなった。
そして、娘たちとの朝食の席で、別居することを宣言した。
しかしイヴの方が、こっそり家を出た。
この作品は、ウディ・アレンの他の作品のようなユーモアは一切なく、とてもシリアスな映画である。
思いやりの大切さが身に染みる。