大学文学部教授グラディ・トリップは、7年前に書いた処女作「放火犯の娘」で、作家として成功した。
しかし、なかなか第2作目を書き上げることができないまま、今に至る。
大学の文芸祭が始まる日、グラディの妻が家を出て行った。
彼を世に出した編集者テリー・クラブツリーが、ニューヨークからやってきた。
テリーはクビになりかけていて、なんとしてもグラディに新作を書き上げてもらいたかった。
二人は、文芸祭のパーティーが行われるギャスケル家に出かけた。
大学学長のサラ・ギャスケルはグラディの不倫相手だ。
彼女はグラディを寝室に連れて行き、妊娠していることを告げた。
サラの夫ウォルターは、文学部主任であり、グラディの直属の上司だ。
彼はマリリン・モンローのファンであり、彼女が着ていたコートを所有している。
また、彼の愛犬ボーは、グラディを敵視していて、彼を見るなり吠えるのだった。
会場に、グラディの生徒ジェームズ・リアが来ていた。
彼はクラスでは、変わり者で通っていた。
グラディがボーに噛みつかれたとき、ジェームズは護身用の銃でボーを撃ち殺した。
この作品は、主人公が次々にやってくる災難に悩まされるだけで、起伏が少ない。
テリー役は、ロバート・ダウニー・Jr.、ジェームズ役はトビー・マグワイアである。
若い。