マイケル・J・フォックス主演、アメリカの映画である。
ニューヨークの一流ホテル。
コンシェルジュ ( 接客係 ) のダグ・アイアランドは、毎日、忙しい。
リムジンに乗って出かけ、株の買い付け、高級アクセサリーの購入、巨大なキリンのぬいぐるみを手に入れるなど、客の要求を次々にこなしていく。
年老いた荷物運びのミルトンは、頑固で、もたもたしていて、支配人は辞めさせたがっている。
ダグは、そんなミルトンを庇ってやる。
また、バーで喧嘩をしていた老夫婦を仲直りさせた。
さらに、化粧品売り場で働いているアンディ・ハートが、うるさいご婦人に手を焼いていたのを、横から助けてやった。
ダグは、アンディが好きなのだ。
彼にはホテルを経営するという夢があり、4万ドルをはたいて、物件を仮押さえしていた。
しかし、2年の期限が目前に迫っていて、出資してくれる金持ちを探していた。
彼は、シギリス人の大富豪クリスチャン・ハノーバーと知り合った。
そして、300万ドルの出資の話を持ちかけ、計画書を手渡した。
その見返りに、クリスチャンは色々な要求をする。
ダグは、クリスチャンに愛人と密会する部屋の用意を頼まれれ、準備した。
彼の愛人というのは、ダグが想いを寄せているアンディだった。
ショックを受けたダグは、彼女に辛く当たってしまう。
国税局の人間が、チップの申告をしていないのではないかと、ダグを訪ねてきた。
この作品は、テンポが良く、楽しい。
若き日のガブリエラ・アンウォーが、とても可愛らしい。