アガサ・クリスティー原作、イギリスの映画である。
イギリスの荒れ地で、女性ハイカーが、「女の人が死んでいる。」 と警察に通報した。
探偵のポアロが、模造ダイヤにかけられた保険についての調査を依頼された。
ポアロは、保険をかけた大富豪のホーレス卿に会う。
彼は女優のアリーナと婚約して、20万ドルのダイヤを贈ったのだが、彼女が別の男と結婚したため、それを取り返したのだった。
それが、模造品だったのだ。
アリーナは、夫ケネス、夫の連れ子リンダと共に、地中海の高給リゾートホテルで休暇を過ごす。
アリーナは、リンダを邪険に扱っている。
ポアロも、そのホテルに泊まる。
ホテルのオーナー、ダフネはアリーナと旧知の仲で、再会した途端に火花を飛ばし合った。
ホテルには、アリーナを待っている人がいた。
アリーナが舞台を途中で降りてしまい、大損害を被ったガードナー夫妻。
アリーナの暴露本を書いたが、本人に出版を差し止められているジャーナリストのレックス。
アリーナの愛人で、ラテン語教師のパトリック。
パトリックの妻、クリスティン。
ある日の午後、浜辺でアリーナの死体が発見された。
名探偵ポアロが、調査を始める。
原作を読んでいない人には、面白いかもしれない。
ポアロの推理で、犯人を特定していくわけだから、知っていたらつまらない。