アメリカの映画である。
ミシシッピ州メンフィス。
黒人の少年マイケル・オアーは、幼い頃に薬物依存症の母親と引き離され、ホームレス同然の生活をしていた。
父親の顔も知らず、彼は、住む場所や学校を点々としていた。
ある寒い日の夜、寝床を求めて歩いていると、裕福な白人の家族が彼を見つけた。
子供たちを迎えにきていたリー・アン・テューイは、マイケルに声をかけ、家に泊めてあげた。
マイケルは、行儀が良く大人しかった。
翌日、マイケルの母の家に着替えを取りに行くと、家は差し押さえられていた。
リー・アンと夫のショーンは、マイケルの面倒を見ることにした。
一家には、マイケルと同い年の娘コリンズと、幼い弟S・Jがいる。
マイケルは、学校に通い始めた。
体格が良く、運動能力に優れたマイケルは、フットボール部に入部することになった。
S・Jはマイケルにフットボールを教えた。
身分証明書が欲しかったマイケルは、リー・アンに運転免許を取りたいと頼んだ。
リー・アンは、この機会に彼の後見人になることを決めた。
マイケルは免許を取得し、夫妻から車をプレゼントされた。
マイケルがS・Jを乗せて買い物に出かけた時、飛び出してきた車と衝突した。
この時、幼い子供にエアバックが危険であるため、マイケルは、咄嗟に身を挺してS・Jを守った。
二人とも、軽傷で済んだ。
フットボールに打ち込むマイケルは、リー・アンのアドバイスもあり、メキメキ上達した。
この作品は、実話に基づいている。
感動できる作品だ。
リー・アンはサンドラ・ブロックが演じている。
肝っ玉母さんぶりが、素晴らしい。