クラーク・ゲーブル、イヴォンヌ・デ・カーロ主演、アメリカの映画である。
アマンサ・スターの父親は、大勢の奴隷を使って農場を経営していた。
成長したアマンサは、街の寄宿学校へ進んだ。
そこで、セス・バートンという青年と出会い、恋をした。
セスは、大統領選に出馬するリンカーンの応援演説を任された。
そして彼は、奴隷解放運動に参加するため、北部へと旅立った。
アマンサのところに、父が危篤だとの連絡が入った。
急いで帰郷すると、既に父は亡くなっていて、葬儀の最中だった。
そこへ、奴隷商人がやってきて、アマンサは父が奴隷に産ませた子であると告げ、他の奴隷達と共に、ニューオーリンズの奴隷市場に連れて行かれた。
そこで彼女は、せりにかけられた。
一人の男が、アマンサの体つきをチェックしていると、地元の名士ヘイミッシュ・ボンドが、5000ドルの値をつけた。
彼と競うものはおらず、アマンサは彼の屋敷に連れていかれた。
アマンサは、混血ではあるが、見た目は白人である。
彼女は、奴隷船に乗せられた時から、すっかり卑屈になっていた。
この作品は、盛り上がりに欠ける。
奴隷に堕ちたアマンサが、過酷な日々を過ごしながら這い上がっていく、という成功物語ではない。