2005年。
発見された地球型系外惑星と通信するための施設が、ハワイに建設され、送信が開始された。
その頃、アレックス・ホッパーは、20代半ばにもなって無職だった。
彼は、頭はいいが直情的でトラブルを起こしやすい性格だ。
女性を口説こうとして警察沙汰になったのをきっかけに、彼は、兄のストーンによって、海軍に入隊させられた。
2012年。
ハワイ沖で、14カ国が参加する合同演習が行われた。
その時、宇宙から未知の物体が5機飛来し、1機が人工衛星に衝突。
落下した破片によって、大きな災害になった。
残る4機が、ハワイ沖に着水した。
アメリカ海軍は、着水地点の海中に古代遺跡のようなものを発見し、近くにいたミサイル駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ、同じくサンプソン、日本のイージス艦「みょうこう」を調査に派遣した。
海上に姿を表したその物体は、上空にビームを発射した。
それがドームの形となり、周囲を覆った。
それは、通信を遮断し、航空機や艦船が出入りできないパリアーだった。
JPJ、サンプソン、みょうこうの3隻が、閉じ込められた。
そして、そこから出現した物体と戦闘になった。
その結果、サンプソンが撃沈され、搭乗していたアレックスの兄ストーンが、戦死した。
この作品は、迫力のあるシーンが連続して、興奮する。
CGがリアルで、そこにいるような感覚になる。
後半に登場する退役軍人たちも、熱い。