captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

波も涙も暖かい

フランク・シナトラ主演、アメリカの映画である。

 

トニー・マネッタは、マイアミで小さなホテル「エデンの園」を経営している。

 

彼は妻に先立たれ、幼い息子アリーを、男手一つで育てていた。

 

奔放なトニーは、派手な娘シャールと付き合っていて、ホテル経営は芳しくない。

 

ついに破産寸前になり、ホテルを売り渡さなくてはならなくなった。

 

トニーは、ニューヨークでブティックを経営している兄マリオに、援助を求めた。

 

堅実なマリオは、トニーに金を貸す気など全くない。

 

トニーは、アリーが病気なんだと嘘をついた。

 

それを知ったマリオの妻ソフィアが同情し、マリオと一緒にマイアミにやってきた。

 

トニーは、もう一度借金を申し込むが、マリオは聞き入れない。

 

仕方なく、せめてアリーをニューヨークで育ててくれないかという話になったが、アリーは父親と離れたくなかった。

 

そんな折、昔の仲間であるジェリーが、仕事で成功して、大金持ちになって帰ってきた。

 

トニーは、ジェリーが金を貸してくれるとたかを括った。

 

マリオは、遊び人の弟に落ち着いた生活をさせるため、未亡人エロイーズをトニーに紹介しようと算段した。

 

トニーは、ジェリーから金を引き出すために車を売って500ドルを作ったが、ドッグレースですってしまった。

 

マリオ夫妻は、アリーを連れて帰ることにした。

 

この作品は、やや退屈だが、ラストはいい。