ジェイソン・ステイサム主演、中国・アメリカ合作の映画である。
5年前。
潜水レスキューのプロ、ジョナスは、潜水艇を接続して救出を開始した。
突然、何ものかに激突される。
ジョナスは、救出しきれない数名を残して、脱出した。
その時に救出した医師によって精神異常だと診断されたジョナスは、引退した。
5年後。
上海沖に浮かぶ海洋研究基地「マナ・ワン」 から、海底探査艇が出発した。
マリアナ海溝の海底には、未知の世界が広がっていた。
艇からローバーを出して、海底探査を始めると、突然、「巨大な何か」 が高速で接近してきた。
避ける間もなく、ぶつかられた艇は破損した。
マナ・ワンの研究員達は、ジョナスに協力してもらうことにした。
艇に取り残されているクルーの1人が、ジョナスの元妻ローリーだった。
引き受けたジョナスは、3人のクルーの内2人を救出した。
この時、襲ってきたのは古代鮫メガロドンだと、確信した。
マナ・ワンで今後の対策を練っているとき、メガロドンは、海底から浮上してきて、マナ・ワンに噛みつき、窓に歯形を付けた。
放っておけば、大惨事になる。
研究員達は、メガロドンを追った。
この作品は、「ジョーズ」 に似た、海洋パニック映画である。
この手のものには慣れてしまっていて、今ひとつ、面白味に欠ける。
CGの技術が進歩していて、「ジョーズ」 のような作り物感はない。
まさに、本物のメガロドンだ。
迫力が、あった。
それだけ。