フランス、ブラジル、イタリア合作の映画である。
黒人女性ユリディスは、船でリオ・デ・ジャネイロにやって来た。
翌日は、カーニバルだ。
ユリディスは、ふらふらと街を歩いていた。
それを見掛けた市電の運転手オルフェは、彼女に声を掛けて、市電に乗せてやった。
終点まで乗ったユリディスは、従姉の家を探しているという。
オルフェは、街に詳しい上司エルネストに、彼女を預けた。
オルフェの婚約者ミラが来た。
ミラは、オルフェがユリディスを可愛いというのが、気に入らない。
オルフェは、もらったばかりの給料で、質屋に預けてあったギターを取り戻した。
ユリディスは、無事、従姉のセラフィナに会えた。
ユリディスは、謎の男に追われていて殺されるかもしれないと、セラフィナに話した。
偶然、セラフィナはオルフェの隣に住んでいた。
オルフェが、子供達にギターを弾いて聴かせていると、ユリディスが踊り出した。
それを、オルフェが見付けて声を掛けた。
オルフェは、彼女の名前がユリディスだと聞いて、ギリシャ神話の「オルフェとユリディス」 の恋物語になぞらえ、キスしようとした。
この映画は、娯楽作品とは言い難い。
観終わった後、不快感が残る。
しかし、これも、また、映画なのだと納得はする。