アメリカの映画である。
アメリカ海軍は、海底1万メートルのところに、ミサイル基地を建設していた。
海洋学者をはじめ、11人のクルーが派遣されたが、作業は困難を極め、すでに6ヶ月が経っていた。
海洋学者ヴァン・ゲルダーが主導し、実際の命令は指揮官であるレイドローが行っている。
レイドローはクルー達から、「司令」と呼ばれて親しまれていた。
海軍から派遣されている女性ジョイス・コリンズは、潜水艇操縦士のケヴィン・マクブライトと、恋人関係になっていた。
ジョイスは結婚したかったが、ケヴィンは躊躇っている。
ある日、ミサイル発射台設置予定地の地下に、大きな空洞が発見された。
生物学者のスカルペリは調査を主張した。
この海域では、昔から未知の巨大生物が目撃されていたからだ。
しかし、ゲルダーはそれを一蹴して爆破を命じた。
爆発で岩盤は崩れ落ちたが、穴は予想以上に大きかった。
爆破班はロボットで穴を探索した。
ところが、途中でロボットからの映像が切れ、コントロールできなくなった。
そこで作業員が潜水艇で、調査に向かった。
潜水艇のソナーが、何物かの接近をキャッチした。
悲鳴と共に、潜水艇との通信が途絶えた。
この作品は、いわゆるB級映画である。
ツッコミどころ満載だ。