アメリカのB級映画である。
1962年、東西冷戦の最中、キューバに向かうロシアの潜水艦が米潜水艦に撃沈されるシーンから始まる。
38年後、ブルガリアで爆破事件が来た。
主人公ロイは、CIAのエージェントだ。
仲間の犠牲と活躍で、ロイは爆破事件を起こしたテロリストを逮捕した。
仲間の奪還を警戒する米政府は、潜水艦で犯人キャスパーを護送することにした。
ロイは、キャスパーを連れて米原子力潜水艦に乗り込む。
「悪魔の目」と呼ばれている悪魔の海域を通りかかった頃、化け物に襲われた。
巨大な、タコである。
手錠をはめられて監禁されていたキャスパーは、まんまと脱出し、現在位置を知らせるブイを発射した。
テロリストの組織は、豪華客船の船長を脅し、キャスパー奪還の準備を進めていた。
ブイを発射した衝撃で、怒ったタコが、再び潜水艦に襲いかかる。
もはや航行不能になり、原子炉が爆発しかけていた。
ロイ達は、小型潜行艇で逃げる。
この作品は、主人公があまりに無能で、へたれに描かれているから、イライラして仕方がない。
無能なだけでなく、態度もでかく、正論で諫める潜水艦艦長に逆ギレする始末だ。
彼は、キャスパーが救いに来た仲間のヘリに乗り込む時でさえ、銃を撃つことが出来なかった。
最低の役柄である。
艦長は、男らしく、格好いい男に描かれている。