アメリカの映画である
新婚のジョンとジェニーは、暖かいフロリダに引っ越してきた。
新聞記者であるジョンは、記者仲間のセバスチャンから勧められて、子育ての練習のため、犬を飼うことにした。
彼らは、ラブラドール・レトリバーの子犬を「マーリー」と名付けて飼い始めた。
食欲旺盛なマーリーは、与えられたドッグフードをあっという間に食べてしまう。
車庫に閉じ込めると、一晩中吠え続ける。
ベッドのシーツやソファを食いちぎる、など、やんちゃし放題だ。
それでも二人は、マーリーとの生活を楽しんだ。
いつしか2年が過ぎ、ジェニーが妊娠した。
上司にアドバイスを受けたジョンは、ジェニーにネックレスをプレゼントした。
それをマーリーが、飲み込んでしまう。
時間が経ち、ネックレスはウンチと共に出てきた。
子供は、流産した。
2人は、気晴らしのためアイルランドに旅行した。
マーリーの世話を任されたシッターは、悲惨な日々を過ごすはめに。
帰国したジェニーは妊娠していて、やがて、男の子を出産した。
さらに、もう一人、女の子も授かった。
ジェニーは、子育てとマーリーのいたずらで、ストレスが溜まり、ついにキレた。
マーリーを捨ててきてと叫んでしまったが、しばらくして落ち着くと、マーリーも大切な家族だと気づいた。
コメディタッチで、とても楽しい作品だ。
ただのコメディではなく、夫婦の成長物語でもある。
秀作だ。