captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

カレンダー・ガールズ

イギリス・アメリカ合作の映画である。

 

実話に基づいている。

 

イギリス・ヨークシャー州の田舎町。

 

主婦のクリスは、夫のロッド、息子のジェムと3人で暮らしている。

 

婦人会の集会は、堅苦しい話ばかりで、活発なクリスにとっては退屈で仕方がなかった。

 

ある日、親友アニーの夫ジョンが、白血病で他界した。

 

ジョンは、婦人会の会合でスピーチをすることになっていて、その原稿が残されていた。

 

クリスはアニーに頼まれ、みんなの前で読み上げた。

 

「ヨークシャーの花は女性に似ている。」

 

「盛りを過ぎても、見事に咲き誇る。」 

 

クリスは、追悼のために、ジョンの名前で病院にソファーを寄付することを決めた。

 

彼女は、資金集めのため、婦人会でカレンダーを作って売り出すと発表する。

 

しかも、ヌードカレンダーだ。

 

中高年のみんなは、当然、躊躇するが、説得されて同意した。

 

いざ撮影になると、みんなが乗ってきて、素晴らしいカレンダーが出来上る。

 

しかし、婦人会の支部長が会長に告げ口したことで、待ったがかかった。

 

それを、クリスとアニーが説得し、販売が始まる。

 

カレンダーは大反響を呼び、瞬く間に売り切れ、マスコミが街に殺到した。

 

思春期のジェムは、母親のヌードをからかわれて非行に走りかける。

 

夫のロッドは、相手が新聞記者だと知らずに愚痴をこぼし、それが面白おかしく記事にされてしまう。

 

クリスは、マスコミにおだてられて有頂天だ。

 

それが、アニーとの亀裂を生んでしまう。

 

コメディーであって、当たり前だがアダルトビデオではない。

 

この作品を観ると、無邪気って良いなぁと思うだろう。