フィリピンの映画である。
宇宙の彼方にあるボアザン帝国が、地球侵略を開始した。
指揮をとっているのは、帝国の皇子プリンス・ガルドスだ。
UFOに対して地球防衛軍は全く歯が立たなかったが、降伏せずに抵抗を続けた。
業を煮やしたガルドスは、強力なロボット兵器を差し向けた。
防衛軍の基地ビッグファルコンでは、この日に向けて訓練をしてきた5人の子供たちが招集された。
リーダーはスティーブ・アームストロング。
他のメンバーは、スティーブの二人の弟ロバートとリトル・ジョン、マーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンである。
この5人が、新型兵器「ボルテスV」に乗り込むのだ。
三兄弟の母マリアンヌ・アームストロング博士は、彼らの実力を信頼しているものの、母親としては心配だった。
5人は、出撃した。
この作品は、日本の古いアニメ「ボルテスV」を、フィリビンのテレビ局が実写化したものである。
いきなり地球侵略シーンから始まり、背景の説明がないまま物語は進行する。
予備知識がないと、理解するのに時間がかかる。
納得いかない部分も多いが、アニメを見た世代の人には懐かしいかもしれない。