アメリカのSF映画である。
エイリアンの侵略を退けてから20年、地球はエイリアンが残したテクノロジーによって、科学技術を大きく進歩させていた。
次の侵略に対する防備も、充実している。
月面基地では、元戦闘機乗りのジェイクが、輸送機を操縦していた。
生意気な態度で、上司の受けが悪い。
地球では、前の侵略の時にアフリカに着陸したエイリアンの宇宙船が、再起動した。
地球防衛司令部のデイヴィッド達が、調査に向かう。
宇宙船からは、信号が発せられていた。
一方、月面基地の前に、球体が出現した。
連絡を受けたデイヴッドは、侵略してきたエイリアンの物とは形状が違うから攻撃するなと警告したが、女性大統領は攻撃命令を出した。
月面基地は、球体を撃ち落とし、ジェイクが回収に向かう。
すると、超巨大宇宙船が出現した。
それは、月面基地からの攻撃にはびくともせず、基地を一撃の下に破壊した。
そして、宇宙船は地球に向かう。
ジェイク達は、巨大宇宙船の重力に捕らえられてしまい、そのまま地球へと運ばれた。
この作品は、「インデペンデンス・デイ」 の続編だ。
前作のような、恐怖を感じない。
前作は、まず、圧倒的な科学力の差、軍事力の差の前に、絶望感があった。
そこを人類が克服していくのだが、観る側にも頭を使わせた。
感情移入ができたのだ。
今回のは、それが無い。
人の扱いが軽いからである。
いくら金を掛けても、脚本が悪いと駄作にしかならない見本、と言える。