日本のアニメーション映画である。
小学校。
活発な石田将也のクラスに、西宮硝子が転校してきた。
自己紹介の時、硝子はノートを取り出して、筆談で挨拶をした。
硝子は、耳が聞こえない。
クラスのみんなは、最初は硝子に対して優しくしていたが、次第に鬱陶しくなっていく。
それでも親切にしていた佐原みよこは、みんなから偽善者呼ばわりされ、不登校になった。
将也は、硝子をいじめ始めた。
それはエスカレートしていき、ついに硝子の母親が、学校に相談した。
高価な補聴器を八個も、無くしたり壊されたりしていたのだった。
その責任は、将也一人に押しつけられた。
将也の母は、補聴器の代金を弁償した。
硝子は転校していき、将也がいじめられるようになった。
高校生になった将也は、手話を身につけていた。
硝子に再会したら、謝りたかったのだ。
手話教室で、二人は再会する。
将也は、謝るつもりだったのが、「友達になりたい」 と、手話で伝えてしまった。
硝子は、受け入れた。
ストーリーが、ややこしい。
もどかしい。
でも、絵は美しい。
だんだん、硝子が愛おしくなる。
京都アニメーション製作の、作品だ。