日本のアニメーション映画である。
親竜王国ルグニカ。
エリオール大森林は、溶けることのない雪と氷の森だ。
長く氷漬けにされていたハーフエルフのエミリアは、精霊パックに助け出されて、一人で暮らしていた。
ある日、森で親子3人が魔獣に襲われているところに出くわしたエミリアは、氷の魔力を使って、魔獣を撃退した。
その時、魔力が暴走して、助けた父親の腕からも氷の結晶が出てきた。
3人はエミリアに恐怖し、女の子が泣き叫んだ。
一人暮らしのエミリアは、時々、食料を調達するため村に出かける。
村人は、伝説の魔女と同じ風体をしている彼女を恐れていて、雑貨屋だけが相手にしてくれた。
そんなエミリアにも、話し相手はいる。
精霊パックだ。
パックは、毎日、彼女のもとにやってきた。
ある日、エミリアを捕獲するために、数人の荒くれ者がやってきた。
そこに魔獣が襲いかかった。
エミリアは魔獣を倒したが、助かった荒くれ者は帰ろうとしない。
そこにパックが現れた。
この作品は、テレビアニメシリーズ「Re : ゼロから始める異世界生活」のヒロイン、エミリアと精霊パックが「契約」を結ぶまでの経緯を描いたものだ。
テレビシリーズを観ていなくても、背景を知らなくても楽しめるように仕上がっている。