アメリカの映画である。
1985年。
嵐の夜、灯台守をしているトム・カリーは、岩場に打ち上げられていた女性を助けた。
彼女は、海底王国の一つアトランティスのアトランナ女王だ。
トムとアトランナは惹かれあい、やがて、男の子が生まれた。
その子はアーサーと名付けられた。
三人の幸せは、長く続かなかった。
ある日、武装したアトランティスの戦闘員が彼らの家を襲撃した。
アトランナは敵を撃退したが、やがて軍隊が攻めてくるからと、アトランティスに帰っていった。
アーサーは、アトランティスからやってきた参謀バルコから、様々な訓練を受けた。
成長したアーサーは、「アクアマン」と呼ばれる英雄になった。
ある日、彼は海賊に襲われた潜水艦を救助した。
海底では、アトランティス王オームが他国と連合して、地上を攻める計画を立てていた。
同盟を結ぼうというオームの申し出に、隣国ゼベルのネレウス王は慎重だ。
ネレウスの娘メラは、オームの婚約者だが、地上との戦いをやめさせたかった。
彼女は、アトランティスの血を引くアーサーを呼びに、地上を訪れた。
この作品は、CGが美しい。
海底のシーンは、本当に海の中にいるような感じがする。
物語自体は、どこかで聞いたようなものの切り貼りで、三文芝居を見せられた気分になった。
ハリウッドの脚本家も、人材不足なのか。