フランスのドキュメンタリー映画である。
冒頭、男の子が出てきて、宗教じみたこと台詞を吐く。
そのあとは、美しい海の様子が続く。
大した解説もなく、延々と映し出されるので、退屈だ。
後半は、政治的、思想的主張が鼻につく。
日本人漁師が捕獲したサメの鰭を切り取り、本体を海に捨てる。
鰭をなくしたサメは、泳ぐことができずに、海底で蠢きながら死んでいく。
衝撃的なシーンだ。
これは、本物ではなく、ロボットを使っている。
それに、このような漁は、日本では行われていない。
日本では、フカヒレを取った残りの部分は、食用に回している。
日本人を貶める、不愉快で、非常に後味の悪い映画だ。
真面目で純粋な人は、こんなもので洗脳されて、シーシェパードみたいになるのだろう。