アメリカの映画である。
メキシコ、コラゾン島。
4組のカップルが、グループセラピーに参加していた。
主催するウィルは、「協力することが愛だ。」などと言いながら参加者に行動療法をさせるが、本人は妻と離婚寸前だ。
ウィルは、船にいるスタッフのブラッドとレベッカに、荷物を陸にあげるように連絡し、参加者にはウエットスーツに着替えるよう言い渡した。
そして、最初に荷物を手にした者に、シャンパンを進呈すると約束した。
ブラッドとレベッカがパドルボードで移動している時、頭が6個あるサメが彼らに食いつき、あたりに血が広がった。
そんなことを知らないウィルは、ブラッドを無線で呼び出し続けた。
参加者は、荷物が乗った筏まで全員で、競争した。
彼らは、そこに浮いている、ブラッドのちぎれた遺体を見つけた。
ウィルが追いついて筏に乗り、話し合って、沖の船に乗り込むことにした。
船上でデュークは、信号弾の爆薬を使ってサメを仕留める仕掛けを作った。
そこは、ホオジロザメが集まる場所として知られている海域だ。
ウィルとデュークは、島に戻って、サメを待った。
襲いかかってきたサメの頭を、デュークの仕掛けが吹き飛ばした。
しかし、サメは残った頭でデュークを食いちぎった。
助けに向かおうとした船が座礁してしまい、参加者たちは、再び島に戻った。
サメのいる海を泳いで。
大きな嵐が近づいていた。
この作品は、前作「ファイブヘッド・ジョーズ」の続編である。
かなり、ぶっ飛んだ作品だ。
「ダブルヘッド・ジョーズ」からのシリーズを続けて観る方が、きっと面白い。
「セブンヘッド・ジョーズ」の公開が、待ち遠しくなるほどだ。
頭の数は、どこまで増えるのだろう。
八岐大蛇や九頭龍を超えるか。